平素より弊社店舗をご愛顧頂き誠に有難うございます。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
この度このページを更新するにあたって私のこだわりと想いについて述べさせて頂きます。

[2つのふれあい]

一つ目のふれあいのお相手はもちろんお客様です。
現在毎月2~3回、近大マグロの解体ショーをやらせて頂いております。そしてほぼ毎回私自身が包丁を持ち解体しております。それぞれの店舗、地域の方々といつも非常に楽しくお話しさせて頂く中で色々有難いお言葉や時には叱咤激励されることもあります。
またご家族みなさんに笑顔で「美味しかった」、「楽しかった!」と言って頂いたときの嬉しさは他に例えようございません。
これからも時間の許す限りこのような場を設けさせていただき地元の方々とふれあい、愛され続けられるよう精進してまいります。
二つ目のふれあいは私と従業員のふれあいです。
従業員から見て私は親父のような存在でありたいと思っています。逆の言い方をすれば、従業員は、私の家族です。その家族を幸せにするために、時には厳しく叱ることもありますが、機会を見ては現場へ赴き一人一人に声をかけるようにしています。そのような機会を作ることにより、少しでも互いに理解し、気軽に相談出来る環境を作っていかなければならないと思っているからです。
まだまだ全てにおいて、道半ばではありますが、これらのことを一つ一つ丁寧に、そして一生懸命やり遂げることが出来たとき、従業員皆が、この丸忠という会社を、そしてそこで働いていることを自慢出来るようになればいいと思います。

[近大マグロ]

すでにご存じの方も多いと思いますが[近大マグロ]とは近畿大学さんが長い年月をかけて研究し世界で初めて完全養殖に成功した本マグロです。それから約20年の月日が流れ、餌の改良や品質管理の進歩もあり本当に美味しいまぐろにどんどん進化を遂げており、近年では長崎県漁連のまぐろの品評会において、2期連続で最優秀賞を受賞しております。
当社は回転すし業界でどこよりも早くから、この近大マグロの販売契約を結ばせていただいており[2つのふれあい]の中でもふれさせて頂きましたが、月に2~3回ほど店舗において近大マグロの解体ショーを実施するとともに毎週末、全店舗において販売もさせていただいています。
昨年よりイオンモールやユニーの店舗催事場を利用しての海産物催事業も始めさせていただいておりますが、持ち帰りの寿司コーナーにおいても近大マグロの寿司を豊富な品揃えで販売しております。
なぜ私がこの近大マグロにこだわるのか。その答えは単純に旨い、そして安全だからです。年々、天然魚貝類の資源減少や価格高騰、アニサキスによる健康被害など、旨い魚を安心 安全に提供させていただくことが難しい状況になっている中、私たちはお客様に美味しい寿司と旨い魚を安全にご提供させていただくことが使命だと思っております。その代表格の魚が近大マグロであり、現在、販売を少しずつ始めているハイブリット魚と呼ばれる完全養殖の魚だと思っております。まだまだなじみの無い名前の魚が多いですがそれらの魚のおいしさを多くの方に知ってもらい少しでも生産者の方々や漁業に携わる方に喜んでいただき、そしてまた旨い魚を供給していただくことでお客様にも一層喜んでいただけるという無限サイクルを確立できるようにと考えております。
また従業員一同、技術、知識をしっかりと共有し、素材の旨ささを100%お客様にお伝えできるように努力してまいります。

株式会社丸忠 代表取締役 櫻木 直樹